趣味とかの活動

進捗管理と思ったことを

最近の進捗とか

最近全く更新していなくて,更新頻度を増やすための脳内議事録なんかも機能していないので困ったものです.
別に誰かに更新しろと迫られているわけでもないし更新しなければいけない理由もないのですが・・・

色々あって今なんかタイピングしたい気分で,「ちょうどよくブログあったやん更新しよ」的なノリです.
書きたい内容は何個かあるのですが,とりあえずは自分が何やっていたのかのメモを兼ねて(というより結局自己満記事なのでこっちが目的ですが,)最近の進捗などをつらつらと.

9月

前回の記事でも書きましたが,統計の輪講みたいなものを同期入学だけど徴兵で2年遅れの韓国人の友人とやっていました.
その友人はなかなかに勤勉で一緒に頑張っていましたが,やはり統計を扱った研究を僕がやっていることもあって僕主導になってしまいましたね.
まあとは言ってもなあなあで理解していたところをちゃんと理解出来たりしたのでかなり実りのある輪講だったと思います.
来年は学科中巻き込んでやりたいなぁと思ったり,計画中です.
ちなみに使った本は「統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)」です.
これしか読んでないので比較が出来ないのですが,まあまあわかりやすかったです.(ただある程度予備知識があるため僕の感想が参考になるかはわかりませんが・・・)

他にはオランダでやっていた研究を形にするべく,論文を少し書いていました.
約4か月ぶりに向こうのTAとZoomミーティングをすることになってかなり心配でしたが,何とかなりました.
隣で聞いていた英語頑張ってる韓国人の友人も,「まあ大丈夫じゃね?喋れてたっしょ」みたいな感じだったのでたぶん大丈夫です.
普段やっている研究とは少し違う研究なので,色々な論文を読んでテーマ周辺の動向を探りながらイントロを書いたのでかなり大変でしたね.
そもそも文章書くのがの苦手でましてや英語で,イントロみたいなのを書くのも地獄で本当に厳しかったですが,とりあえず書いてSlackにぶん投げました.

また別の研究で,日本でやっているメインの研究から少し逸れたところでも論文を調べる作業がありました.
あまり詳しいことはしゃべれませんが,統計の分野に論文を出すことになりそうです.専門の先生ご協力のもと頑張っていきたいと思います.

10月

最近はまあまあ研究室に滞在しています.
もちろん諸々の対策を取ったうえでの行動です.罹患しても自己責任.

M1が夏の就活が落ち着いてきて結構研究室に来るようになりました.
今年はうちの研究室ではかなり珍しく外部から大学院に来る学生が多く,色々なバックグラウンドを持った学生がいて面白いです.
就活や研究などの情報を結構共有しているらしく,同期がいない僕にとっては羨ましい限りですね.

学生が来始めたことによって,パソコンのセットアップやら配置換えなどを主導しました.
土木の分野の学生はパソコンに割と疎いところがあって,自分でパソコンを組んだことのある僕の仕事が自然と増えるのですが,こういったところで自分しかできない作業が増えてきてあまり良くないなぁと思いながら・・・
来年もどうせいるしといったものの,何かあった時に困りますよねぇ・・・

セットアップの流れで自分も研究室で割と自由に使えるパソコンの中で一番いいやつを譲り受けました.
計算が早いしメモリも32GBあるので,たくさん計算回しながら新調したディスプレイから音を出して音楽かけたりしてます.
キーボードとマウスも新調して,キーボードはメカニカルの青軸,マウスは使いもしない8ボタンにしました.
キーボードを打つのが楽しくてしょっちゅう寿司打をしています.結構うるさいのですがお構いなくバシバシやってます.
今は家からブログを書いていますが,割とタイピングが楽しくなったから更新しているというのが本音です.

また,授業も始まって新しくTAの仕事が舞い降りてきました.とは言っても自分から志願したのですが.
割と人にものを教えるのが好きな人間で,それもあって大学に残りたいと思ったのもあるので結構楽しいです.
授業の内容はB3にある程度レベルの高い研究のやり方などを指導する感じです.
テーマについてはあまり言えませんが,自分が提案したもので,割とプログラミングの知識を必要とするような大変な演習になっています.
とは言っても元々前期いっぱい使ってやる予定の演習がコロナの影響で半期になってしまったので,結構日程的にはきつくてプログラミングとか書いてあげちゃってます.
なんか元々の達成目標と外れてる気がして悩み中です.どうしたものか・・・

研究方面では,8月末にあんまり理論研究を進めるのはお勧めしないとお叱りを受けておきながら,統計分野の濃い内容を行っています.
ずっと分布推定していますし,次の研究室の進捗発表では,ついでに統計ゼミもしてやろうかと画策中です.

まあ後は野球をちょいちょい追ってますね,今年滞在しているポスドクが名古屋らへん出身でゴリゴリの中日ファンなので,今年のセリーグのサードのGG賞は岡本か高橋周平かで言い争いをするなどしています.

何はともあれ,研究室に学生が来るようになったことによって割と充実した生活を送れています.これが当たり前であった時代に早く戻ってほしいものです.

今日はこの辺で,ではでは.

 

意見の違う人は敵なの?

早速やっていきましょう脳内議事録.

 

 

最初のテーマは「意見の違う人は敵なのか?」という内容です.

近頃政権交代もあって色々と物議を醸していますね.
お恥ずかしながら自分は政治に疎いので,誰の政治が日本の汚点だったのかなどについて詳しく言及は出来ませんが,これに関して様々な問題がTwitterやらで起きているように思えます.

恐らくその中の多くを占めているのが,「自分の意見と違う意見を持つ人は自分の敵である.」という考えから起こっていると思います.

流石に首相なので具体名を出しますが,ある個人が安倍さんを支持する/しないというのは言うまでもなく個人の自由です.しかし,自分と反対の意見を持つ人を(過剰に)責めてもいいのでしょうか?

 

研究の分野では思想の違いによる意見の対立はよく起こることだと思っています.

別の記事でも書きましたが,研究者にはその研究者の思想・理念があって,学会などで発表するときはその思想に従って行った研究を発表し,別の思想にしたがって質問をするというようなケースが多くみられます.

僕の研究は自分でも何の役に立つのか探すのに苦労するようなテーマなのですが,ありがたいことに一部の人は面白いと言ってくれるようなテーマです.
それらの人は,"まあ社会の役に立つ研究は大事だけどせっかくなら面白いほうがいいよね"という思想の下で意見をくださります.

しかし一方で,"面白い研究であっても社会の役に立つ研究じゃなきゃやってる意味がない!"という人もいます.そういった人はその思想を元に意見をくださります.

このようなことから,学会や発表会という場は,自分とは違う思想を持った人から意見を頂ける場だという風に私は捉えています.

一番最初に参加した(というより開催校が自分の大学だった)学会で,発表者をさし置いてめちゃくちゃ議論している二人の先生がいて正直最初はビックリしましたが,そもそもとして学会はそういった場なのだと思いなおしました.

かといって,じゃあ違う意見を持っているからと言って敵なのか?ということです.
これは違います.研究者同士は学会などでお互いの知識・見識を広げて新しい方向性を見出す関係であるため,基本的には敵ではありません.

学会が終わった後の懇親会では仲良く他愛もない話をしていることもよく見られます.(背後に若輩者の知らない力が働いてる可能性も無きにしも非ずですが・・・)

もちろん早い者勝ちの世界なのでライバルのような概念はあるかもしれませんが,基本的には仲間です.

 

研究と政治が同じ目線で語れるかというと微妙なところですが,支持する政党くらいまで話を単純化したらほとんど同じなのではないかと思います.

自分と違う政党を支持していたら敵なのか?はたまた敵なら何を言ってもいいのか?
後者はもうモラルみたいな話になってきますが,まあそこについては深掘りはしません.

政治についての議論をする上で対立があるのは仕方がないと思いますが,意見が違うなら人間性を否定してもいいというわけではないと私は思います.
自分と違う意見を持つ人間は,自分と違う意見を持つ人間というだけで,敵でもないし,何を言ってもいい相手ではないという風な心の余裕を持った考えが出来ていないような例がかなり見られます.
その上,政治のような話題で自分と違う意見の人は認めないという姿勢を取ると,それは政党支持ではなくもはや宗教信仰のような狂気さまで覚えてしまいます.

 

まあそりゃ自分と意見が違う人はいるわな,十人十色だしと思う余裕を身に着けていかないと,どっかの議員みたいに恥をかいてしまうのかなと思います.

世の中の人がもっと余裕をもって柔軟な対応が出来るともう少し建設的な世の中になるのになと日々嘆いています.

(どうやって締めようってなって結局あやふやになっちゃった・・・)

ではでは.

脳内議事録

はじめに

ちょっと研究者っぽく書いてみるかってことで"はじめに"なんかつけちゃったり.

そもそもブログを復帰したモチベーションが二つくらいあります.

一個目は,何人かの友人が書いていたから.
これは単純ですね,そーいや俺もやってたな,書きたいことなくは無いし書くかくらいのテンション.

二個目は,何かと考える,議論することが大事だと思ったから.
これはさっきの奴とは毛色が違いますね.

まあきっかけは大学の友人とのサシ飲みの場での会話のことです.

Twitterに転がってる意味不明な概念とかにイライラしなくなった.」
「結果として人の意見に興味がなくなってしまった.」

というものや,

「最近人と議論,討論をしなくなった.」
「研究室に同期がいないせいで対等な立場でものを語る人がいない.」
「そもそも人と話さない.」

といったものです.

まあ何が言いたいかというと,「まじめな話をしなくなったからどんどんバカになってるし,人に苛立たなくなって感情も希薄になっている.」といったことです.

その友人は研究室同期にイライラしているとのことでしたが,僕はその対象すらいないので何も苛立ちません.

強いて言うなら,野球の結果とマリオカートくらいでしかイライラしませんね.

昔は何かとイライラして人に当たっていたような気がしなくもないのですが,最近はそれが無くなって大人になったな・・・なんて思っていました.
しかし,それは大人になったのではなく,老いたのではないのか?はたまた廃れたのではないか?という話になりました.

研究者として人の意見に興味を持たないのは良くないし,議論をしないのもよくないなあと思って改めようという気になった感じですね.

脳内議事録とは

勝手に僕が思いついただけなのですが,調べると同じようなことをしてる人は何人かいるみたいですね.

端的に言うと,脳内で起こった会議をちゃんと文書化したものです.

何を隠そう僕は結構独り言がすごいです.脳内から漏れてます.

高校入試の時に隣で受験していた人(のちに同じクラスになって友人になる)からは,こんなやべえ奴がいる高校を受けてしまったのかと受験中に絶望を与え,
高1の最初の席で前に座っていた友人に,「俺はいつかこいつに殺されるんじゃないかと思った」と言わせ,
研究室では独り言がやばすぎて後ろに座っていたネパール人ポスドクをブチ切れさせ,
オランダの研究室ではやべえ奴だと苦笑される.

みたいな感じで独り言がやばいです.

後者二つについては,プログラミングがうまく回らなかったときに,「は?」とか「いみわかんねーーー」とか言ってるのだと思うのですが,前者はまさに脳内会議が漏れているものだと思われます.

人がいないときはさらに顕著で,登校中は自転車に乗りながら今日起こるであろう会話を脳内でシミュレートして自分のセリフだけを実際に声に出しています.
これ普通にやばい人だからやめたいんですけどもう治らないんですよね.生まれ変わるしかねぇ.

・・・みたいな脳内から漏れた漏れないにかかわらず,脳内で起こった議論をちゃんとまとめたものが脳内議事録です.

くっだらない議論もしてますが,たまに真面目でちゃんとしたものも含まれているので,それはせっかくだしブログで読みやすい形にしておこうといった雰囲気ですね.

また,議事録といったものの,議論をしているのは私_A,私_Bといった感じではないことが多いです.
脳内のどっかに私_0が思ってたことを保管しておいて,それにまつわる話を思い出したら更新された思想の私_tが更新するような感じです.

目的

自分的にブログでやりたかったのは多分これなんだろうなと思ったことだからですね.

進捗管理は別として,脳内で起こったことを文字にしてネットの海にぶちまけたいというのが発端だったような気がするので,まあやってみるかといった感じです.

自分の考えていたことを文字にするのは大事ですし,見やすく保管するのも大事なので.

ただ,ある程度のリテラシーをもってブログにはしたためようかなと思っています.

よくTwitterで玄関に飾れるツイートをと言われますが,僕は別に玄関に自分のツイート,どんなアカウントであっても貼られても概ね困りませんが,研究室の扉に書かれるとさすがに厳しいです.
ましてや「研究全然やる気でねえ」みたいなツイートが一週間連続で貼られたりしたらかなりきついですね.

さらに,自分がこの先大学の先生になっちゃったりした場合(なりたくて研究者目指しているのですが),
学生に,「〇〇さんは学生の頃こんなことをブログ/ Twitterに書いてたのか・・・」とか思われるのはちょっと嫌なので,あまり差し障りのないものを書いていこうかなと思っています.経験談です.

まとめ

 全体としては,脳内で自分だけで議論することで,最低限物事をちゃんと考えようといった感じですね.
そうして自分の中であふれたものをここに書ければなといった感じです.

何はともあれやっていきたいと思います.

あと,このブログの内容は個人の見解です.

これ書くとなんか組織の人間っぽくてかっこいい,まだまだ学生だけど.

ここ半年

皆さんお久しぶりです.
どんなテンションでこのブログを書いていたかも忘れる程度には月日が流れましたね.

最後の更新がパリに行ってきたということで帰国の報告もしていないという体たらくに自分でも若干引いています.

最近M2のデカいイベントも終わって一息付けているのでここらでここ半年の振り返りをしていきたいなと思います.

3月

オランダでの研究を対面で出来るのも残りわずかということで本腰を入れていた記憶です.
同時にTAや仲良くしてくれた中国人のドクターの審査というものがあって,いろんな国からくる偉いであろう先生からの質問を1時間くらい回答するみたいな現場を大きなホールで聞いてたりしました.

自分の研究自体はまあまあ評価されて,オランダの先生にも面白いね,学会にも出して論文にもできるんじゃない?みたいなコメントを頂きました.
帰り道にめっちゃはしゃいで帰った記憶があります.

しかし3月にもなるとコロナが世界的に流行し始めて,オランダでも色々と影響が出てきていました.
一番痛かったのは最後の一週間大学に基本的に誰も入れなくなってしまったことですかね.
直接挨拶したかった研究室のみんなや先生に何も言えなくて悲しくなりました.もちろんSNSなどを通じて挨拶はしましたが・・・

さらに,帰国後予定していた旅行や野球観戦,先輩の卒業式にも帰国後二週間の自宅謹慎ということで行けなくなってしまいとても悲しかった記憶です.

往復で取っていた帰りの飛行機も飛ばなくなったり色々災難でしたね・・・

結局無事帰れたのですが,あと一週間遅いと日本に入れなかったみたいなタイミングだったので本当に帰れてよかったです.

まあ帰国後はずっと実家でゴロゴロしてました.日本食サイコー!って思ってたはずです.

4月

最初の一週間はやっぱり実家にいました.そろそろ色々やらなきゃなーと思いながら惰眠をむさぼっていた記憶です.

そのあとの一週間でやっと一人暮らしの家の方にいける,大学にも行けるって思ったら緊急事態宣言が出て家から基本でれなくなりました.

さらに基本自炊をしてなかったので夜に営業しているお店が少なかったのが致命的でまたすぐに実家に帰りました.

研究面は学振という国からお金が出る博士学生みたいなものに応募するための書類と格闘していましたね.

高校の友達で博士に行く予定の友達だったり大学の別の分野の博士いく友達と愚痴を言いながら,この先もこういった書類を一生描くんだから練習だと思って頑張ってました.

まあどんな内容かというと,今までの研究の背景と目的,新規性を書いた後に,博士の三年間で行う予定の研究の背景と目的,新規性と研究計画をA4で何枚か書くみたいな感じです.
今までの研究の背景とこれからの研究の背景は同じじゃね?って思いながらちゃんとお金がもらえますようにとお祈りしつつ書いてましたね.
通ってるといいなぁ・・・

ってな感じで4月は終えました.

5月

ここでもまぁ前半は学振の書類と格闘していましたね.

あと,結構テトリスにはまっていました.
対人レート10000いったくらいで飽きちゃった記憶です.またやりたいときに復帰するかもです.

あと学生として大きなイベントである授業が開始しました.
うちの大学は4月は全く授業がなくて5月から授業開始でした.

半年ぶりの授業で,しかもオンラインという新感覚でしたが何とかなりましたね.
1,2Qで卒業分の単位は取り切れました.

あと,普通の研究発表のゼミが週一,基礎ゼミという交通の基本的な概念を学ぶゼミが週一であったのでそういう面でまあまあ充実していた気がします.

別に全部で自分が発表するわけではなく,ほとんど聞いてるだけですが,一応日本人学生最年長ということでちゃんと聞いてアドバイスやら補足資料などを作ってました.偉そうに.

その甲斐あってか割と後輩に頼られたりしてますね.
嬉しい限りですがその流れで就活の話になるとなんも言えなくなるのは少し申し訳ないです.

6月

まだ半分か・・・という書いてる側の事情は良いとしいてまとめましょう,だれが読むのかわからんけど.

6月の前半はやっと日本でやってた研究を再開しました.そっからまあまあ爆速で研究進めてたんですけどもうちょっと計画的にやらなきゃなと思いますね・・・

あとやっぱり野球が始まったのがデカいですね,毎日が楽しくなります.
何かしらで一喜一憂できるっていうのは大事です.

7月

ずっとゲームしてました.この月はやばかった.マジでずっとゲームしてた.

一応授業受けてましたし,学部二年生の演習のTAもしていました.

このTAがなかなか曲者でしたね・・・
うちの大学では一年の時は似たような学科で一部の授業を受けて,他の授業は別の活動単位で授業を受けます.そのあと,二年から学科が分かれるというシステムを取っています.(これでどの大学にいるか一意に定まるんですけどね・・・)
つまり,二年になった時点ではほとんど知らない人が同じ学科に所属するような感じです.
その上ずっとオンライン授業だからお互いにどんな人か知らない.というような背景もあって,グループワークの演習はかなり空気が重かったです.

誰かが良い意見を言ってもみんな反応しないからTAの僕が何かのコメントをする,学生はその意見が"ほぼ絶対的に"いい意見だと思ってしまい学生の自主性が損なわれるという厳しいものでした.
色々頑張って演習を形にはできましたが,正直オンラインでこれをやるのはちょっと難しいなぁと思いましたね,来年どうなるかわかりませんが・・・

あとは人生で初めてフグを食べたりしました.おいしかったぁ~

8月

ここはさすがに研究してましたね.

うちの研究ユニットは8月末にM2の全学生が発表30分質疑40分程度の発表会をすることになっていて,例年三日間にわたって延々と人の発表を聞くというイベントがあります.
僕はある程度人の研究に関心を持って聞けるし,質問もしたがりなので,あまり苦ではないのですが,B4などはさすがにびっくりすると思います.

例にもれず自分も今年発表したのですが,まあまあ厳しい意見を頂きました.
自分は博士課程に行くということを公言しているのもあって,研究の終着点とか研究者としてのスタンスなどに様々なご指摘を頂きました.

まあまあ心が折れるような意見もありましたが,うちの研究室の教授は「まあやりたいようにやれば(超意訳)」といった雰囲気でした.
そもそもとして先生ごとに研究に対する理念・思想などが違うので,先生からのコメントは基本的に個々人の理念に基づいて言われるのですが,
うちの先生は,「やるなら面白い研究の方がいいよね」という人なので,まああまり気にしないのも大事なのかなぁと思いましたね.
ただ,そこまではまだ余裕はないなぁ・・・といった感じですね・・・精進あるのみですねぇ・・・

最近

最近は適切な対処をすれば週四で大学にいけるようになったので,効率を考えて大学によくいってます.
今日は残りの一日なので家でだらけてます.

件の発表会で自分の知識不足などが露呈した部分もあったので,もう一回ちゃんと論文を読まなきゃなぁと思いつつ,オランダでの研究の論文ほっといたまんまだなぁと思いつつな感じです.

あと,統計の分野で論文を出すことになりそうなので,友人と統計の輪講みたいなことをしています.
勉強するために大学院に来たのにさすがになという罪悪感もあって頑張ってます.

 

まとめ

まあただの日記でしかないのでつまらないですが,これから一ヶ月に一回くらい何してたかを書けるといいなぁ・・・と思いつつ・・・

あれ?最初は二週間に一回だった気が・・・

ではでは.

パリに行ってきました(オランダ留学視点)

お久しぶりです.オランダ滞在もあと一ヶ月となったcoastです.
短いようで長かった,いや普通にあっという間だった半年間です.

これからの一ヶ月が研究的に山なので,頑張っていきたいと思います.

 

さて,この前パリに行ってきました.
というのも,研究室の先輩がパリに留学していまして,もうすでに三年目に差し掛かる玄人なので,その人に色々案内してもらうついでに久しぶりの生身にの日本人としゃべろうといった感じでした.

アムステルダムロッテルダムからパリまでの3時間程度の直通列車が走っており,予約の時期によっては10000円程度で往復ができるので,かなりお得です.
感覚としては東京から大阪くらいのテンションでしょうかね.

 

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電車の外観と中身

電車は快適でWifiも完備されてました.
途中で警備員さんが通路を歩いてきたときに,すぐ目の前にホルスターに入った拳銃があって少しびっくりしたくらいです.

正直パリの写真とか貼っても特に面白くないので,オランダの田舎町で半年過ごしてた人目線のパリの話をしていきます.

 

まず最初に思ったのは,英語が少ないっていうことでした.

オランダは正直英語が出来れば生活には困りません,そこら辺のスーパーのアルバイトですら英語が普通に通じますし,電車の案内なんかも英語が併記されていることが多いです.

しかし,パリはそういったものがほとんどないため,英語だけだと結構苦労しそうだなと感じました.

実際パリに住んでる先輩は英語を使わなさ過ぎてもうほとんどしゃべれないと言っていたほどです.

 

次に,治安が悪いと思いました.

観光地から電車に乗るときに,スリにあいかけるという貴重な経験をしました.
一人の女の人がジャケットを胸に抱えて,その下から手を伸ばして見えないように僕のポーチを探ってきました.
その時に別の人が僕に話しかけてきて注意を逸らしてきました.

割とこういう手口が多いみたいです.しかも女性の方が多いみたいな.

デルフトではそんな経験したことないですし,かなり安全な町だったんで少しびっくりしましたね.

 

日本人もとても多かったです.
卒業旅行シーズンなのもありますが,オランダでは考えられないほど日本人がいました.

最初のうちは日本人がいるたびに興奮してましたけど,だんだん辟易していく自分が面白かったです.

 

デルフトは住みよい街だなぁと思った旅行でした.

ではでは.

香港の雰囲気など

今月の中旬に国際学会に参加するために,香港に行ってきました.

行くまでにすごい大変でした.香港に行くまでのいざこざについては以下の記事で,
https://coast-gjirea.hatenablog.com/entry/2019/12/29/151624

 

学会自体は何事もなく終わったのですが,まあ昨今話題の香港ということで,友人と色々観光をしてきました.

滞在期間中はデモなどは無かったため何事もなく,街の住民も変な様子はありませんでした.

しかし,至る所で道路の舗装がはがされてました.

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剥がされた舗装

落書き(と言うとよくないのかもしれませんが)などもかなり多く,漢字から察するに中国共産党を批判するものでした.
見てると複雑な気持ちになってきます.色々な国出身の良い友達がいる身としては国ごとの争いなどはあまり快くはありませんね・・・

 

香港を観光した感想としては,自分がオランダに2か月間滞在してるのもあって,ほぼ日本だなって思いました.
至る所に日本食屋がありますし,漢字で看板などが書かれているので意味はある程度わかりますし,普通に日本語もそこらにあります.

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久しぶりの丸亀で1400円使う男

しかし,街が少し臭う感じがあり,改めて日本の環境の良さを感じましたね.

今は危ないかもしれませんが,また落ち着いたら行きたいなと思います.

ではでは.

香港に行こうとしたらキャンセル待ちで弾かれた

お久しぶりです.オランダに住んでるのに日本時間で生きてるcoastです.
今年ももう終わりですね.私は日本に一度帰ればよかったなぁとかなり後悔しております.

というのは置いといて,今月の中旬に国際学会のために香港に行ってきました.その辺の話もしたいのですが,それは次の記事でします.

今回は,行くまでにかなり紆余曲折があったのでそちらについてお話ししたいと思います.

 

空港にて

こんな時期に香港に行くのもまあ危険なのですが,学会が開かれるっていうなら仕方ないということで,二ヶ月ほど前から航空券を予約しておりました.
オランダから香港まではオランダの航空会社や香港の航空会社の直通便がそこそこの頻度で運航しており,オランダの航空会社(KLM)の便を予約しました.

いざ空港に行くと,自分のパスポートの電子承認(?)的なものが通らず,対面のチェックイン的なものに行かされました.

この時点で一抹の不安を覚えていましたが,まあ最強の日本国パスポートだし大丈夫でしょwって思っていたら,
「まだ席の場所決まってないからゲートについたら声かけてね」
と言われました.まあなんとでもなるでしょ,と思いながらたかをくくっていました.

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席がSBYになってる

調べたところ,これはキャンセル待ちらしく,ヨーロッパの航空会社はキャンセルがある前提で少し多めに予約を受け付けているみたいです.

まあでも,そもそもこんな時期に香港に行くオランダ人とかほとんどいないでしょと思いつつ,ゲートのCAに話しかけたら,
「まだキャンセルが出てないから待っててね,最悪どこか経由になるかもしれない」
と言われました.ここから少し焦ってきます.

11時着予定だったのですが,そのあと友人や助教と予定を入れていたので,スケジュール通りにつかないとまずいですし,着いた次の日が発表だったのでまずい展開でした.

待てども待てどもキャンセルは出ない・・・ネットで調べてもあまりキャンセルが出なかったという話は無かったのでそれを見ることで心を落ち着かせていました.

 

まあタイトル通りキャンセルは無く,乗りたかった直通便には乗れませんでした.
香港に行くオランダ人はほぼいませんでしたが,香港に帰る香港人がめっちゃ多くて・・・
もうなんとでもなーれと思いながらボケーっとしていたら,ソウル経由になるという連絡が来ました.
もうそれなら日本経由にしてくれね?と思いながらもさらに待つと,シンガポール経由になるという更新が,初めて行くシンガポールがこれかよ・・・と思いながらもその旅券を頂きました.

 

まあ仕方ないよなぁと思っていたら,ちょっと待ってくれ,保証があるといわれました.
そっちが悪いのに嫌に態度がデカいなと思ってたらそういうことかと思いつつ,言われたとおりにすると,結構な金額の保証をもらえました.細かくは言えませんけど普通に万は越えます.

こんなに貰えるってことは大分珍しいことなんだろうなぁと思いつつ,結構お得じゃね?とも思いました.

まあそこからは何事もなくシンガポールを経由しながら香港に到着しました.

 

香港にて

本来の到着予定時刻が11時だったのに対して,実際は夜11時につきました.
この時点でオランダの家を出て33時間,心身ともに疲弊しています.次の日の9時から学会の色々があるしでもう泣きそうでした.

荷物をもってさっさと宿に行こうと思ったら,待っても待っても荷物が来ません.

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容赦ないall bags arrived

全部届いたって・・・俺のは届いてないんですけど・・・と思いながら途方に暮れていました.

とりあえず窓口に行こうと思ったら,知らない現地人に声をかけられました,中国語で.

英語でお願いと言うと,「君がアムステルダムから来た子?」と言われて,藁にも縋る気持ちで対応すると,窓口に連れて行ってくれて,そこで

「君の荷物は明日届くよ」
と言われました.普通に笑っちゃいましたね,もう心が壊れました.最後にこれかよって.
幸いなことに,預けた荷物は服しか入っておらず,スーツは日本から友達に持って来てもらっていたので,学会に支障はありませんでした.

その後は何も問題なくホテルについて,次の日に荷物がホテルに届きました.

 

異国の地から異国の地に行くのはこんなに大変なのかと思い知った35時間でしたね.
疲労困憊のまま学会のポスター発表もしましたし,かなり厳しい旅路でした.

まあ何はともあれ無事っちゃ無事でしたし,これも経験かなという感じです.
皆さんもキャンセル待ちは覚悟しましょう.なんとかなります.

ではでは.