趣味とかの活動

進捗管理と思ったことを

博士課程二週間を終えて

現在めっちゃ忙しい,なんといっても学振の書類を書かなければいけない.

ブログなんて書いている場合ではないけど,筆が進まないからせめて何かしようということで,現在の状況,感情をメモ代わりにネットの海に放流しておこうということになった,三年後くらいに大きくなって帰ってくるでしょう.

 

博士学生になってから二週間がたった,三枚目の学生証プゲラッとか言ってたのが二週間前と思うと感慨深い,嘘全然感慨深くない.

博士学生になったとはいえ別に何も変わらんでしょ,学籍番号とメールの署名が変わるくらいと思っていたら想像以上にいろいろ変化があった.

 

まあ当たり前の変化として,後輩が新しく研究室に所属した.
現在B4の学生は彼らが大学院に行き,かつ自分も含めていわゆるストレートに卒業することが出来れば博士課程の三年間を見届けてくれる存在ということで,結構楽しみにしていたのだが,結構よさげな後輩が入ってきてうれしい.何より野球の話が出来るからうれしい.

B4から見たドクターの先輩ってどう映るんだろうなってこの前少し気になった.
自分は結構後輩にちょっかいを出したい側の人間なので結構喋りかけたりしている,そのせいで「今集中してます」のサインが研究室内で導入された,迫害されている.ぴえん.
去年度から自分を知っている学生にとっては自分はただの先輩だけど,知らない学生からしたら自分は"ドクターの"先輩になるわけだ,そういう意味では研究室に新しく入ってきた後輩はTAやったりしていたからただの先輩の方が近いのかもしれない.

この前他大学の同じ分野の後輩と喋る機会があった,その後輩は自分を"ドクターの"先輩として認識しているのをひしひしと感じた.
研究テーマってどうやって決めたんですか?とか,ドクターに何で行こうと思ったんですか?みたいな質問をされた,そんなこと聞かれたら真面目に答えるしかない.
でも別に自分は研究面では真面目かもしれないけど,怠惰な人間だしもっとモンハンとか二郎とか野球の話をしたいんだけど,どうしても"ドクターの"先輩であることが邪魔して柄にもなく真面目な話をしてしまった.
あんまり肩書に縛られたくはないけど,どうしたものか・・・

 

予想していた変化として,仕事が増えた.
これに関しては仕方ない,自分は結構な額が研究室から出ている.正直学振を取る必要が無いくらいには経済的に余裕がある.
それはもちろん研究を頑張ってねというお金でもあるし,研究室の運営も手伝ってねというお金でもあるから,文句は言いつつもちゃんとやっている.
学生主体のゼミをどうやるかみたいなことを考えたりもしなきゃいけなくて,そのためには自分がちゃんとどういう本がどういう難易度なのかを知っていた方がいいということで読まなきゃなぁとなったりしている.自分の勉強にもなるから良いでしょうといった感じ.
もともとおせっかいな部分もあるからそういうのを自分で出来るのは都合がいい.
でもやっぱり仕事が発生するとイライラすることも多くて困っている.もう25なんだからあんまり有象無象にイライラしていては体がもたないから精神面の成長に期待するしかない.

 

あんまり予想していなかった変化として,自分の中の自分の像が変化した.
別に対して変化しないでしょとか思ってた割に,自分が"博士学生"という肩書に結構思考を縛られている.
もちろん研究はしなきゃいけないんだけど,「博士学生なんだしこれはやらなきゃ」みたいなので結構いっぱいいっぱいになっている.まあ自分が頑張る時間が少ないのが悪いんだけど.

後輩に対して何か思うことがあった時に,「もう博士学生だしあんまりこういうこというとアカハラになるかなぁ,ならなくても嫌われるかなぁ,嫌われるのはイヤだなぁ」みたいな思いですごい戸惑うし,対等な立場でその悩みを理解してくれる人が周りにいなくてマジでキツイ,仲いい後輩とか後輩(先輩)とかがケアしてくれてるけど,やっぱりキツイ,んもーって感じ.
ある先生に相談したら,「お前優しいね」っていわれた,わかるぅーーー

 

ここには書けないような悩みもそこそこあるけど,3年間約156週間のうちの2週間でこんなにいろいろ悩んでたら,私どうなっちゃうのーって感じだ.

 

なんでこういうくだらん話は筆が進むのに学振の書類は書けないのか.うーんち.