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オランダ留学日記 一週目+α

Hallo!

ということでね,留学の日記をつけていきたいと思います.
一日一日に何が起こったかなどはTwitterの方で書いているので,こっちではもうちょっとざっくりとした環境についてなどを話していけたらいいかなと思います.

Twitterはこちら
https://twitter.com/coast_Gjirea

 

で,皆さん「え,こいつ留学行ってるのに綴り間違えてんじゃんw」って思ったでしょう.
これはオランダ語で「やあ!」くらいの意味なんです,もしこれからHelloの綴りを間違えても,「間違えてオランダ語使っちゃった」といえば乗り切れます.

っていうのはどうでもいいとして,いろいろと留学の情報を書いていきます.

 

自己紹介

その前に自分の経歴をば,別の記事にも書いてありますが,簡単に色々書きます.

 

自分は都内の理工系の国立大学の大学院で交通工学を専門に研究をしています.肩書は修士の学生です.
将来的には研究者になれたらなぁという感じで頑張っています.
英語自体はしゃべりの方をコミュ力でごまかしている感じです,書けないし読めないし聞けないで結構不安でした.
まあでも教授の無茶ぶりによる,"いきなり香港大学の学生に日本語でもしたことのないキャンパスツアー in English" みたいなのはギリギリこなせる位の英語力はあります.

2019年の10月から半年間,オランダのデルフト工科大学というところでGuest Researcherとして留学しています.

留学をしようと思った理由は,もともと研究者になるつもりはなく,社会人になってからヨーロッパに長いこと行くことは難しいかなと思っていました.
また,3年生の最後に友達と韓国旅行に行ったときに,ちっちゃい博物館のおばさんの英語が早すぎて聞き取れなかったのに危機感を覚えて,英語力を強化したくなったというのもありますw
そこで,4年生の研究室配属の時点で教授に留学の意思を伝えていたため,そのまま留学することになったって感じです.

オランダにした理由はいろいろあるのですが,先述したヨーロッパでかつ,レベルの高い環境に身を投じたかったという感じです.
デルフト工科大学は土木分野で世界TOP5に入る大学で,自分の交通工学の分野でも有名な先生がおり,そこに所属している感じです.

ちなみにオランダ語は全く分かりません,一応留学前に6000円くらいかけて色々本を買ったけど5分くらいしか読んでないです.

他の細かい情報はこちらにあります.

https://coast-gjirea.hatenablog.com/entry/2019/07/22/073042

 

留学の手続きなど

よく聞かれるし一番需要があると思うので書いておきます.(といっても結構特殊なので参考になるかはわかりませんが・・・)

2019年の10月からということで,去年の末くらいから色々大学を探したりしていました.

うちの大学は色々な大学と提携していて,そこをとりあえずは探していた感じです.
自分は単位の互換などをするつもりはなく,ただ研究室の雰囲気を感じたかっただけなのであまりそこにこだわる必要はなかったのですが,色々と援助ももらえるかなという思いもありました.

研究室に配属するには教授と連絡を取らなきゃいけないので,そこは全部自分(とこちらの教授)でやりました.
向こうの教授に直接,「何でもいいからとりあえず半年籍を置かしてください」といった感じのメールを送りました.

最初はドイツのミュンヘン工科大学の先生に送ったら,「君英語力無いからダメ」と言われました...w
いつか後悔させてやると心に誓いながら,デルフト工科大学の先生にメールを送ったら,
「めっちゃ忙しくて相手できないかもだけどいいよ!」
くらいのテンションでメールが返ってきました.

日本の大学での手続きはほぼ何もしていません,日本の大学の学費も払いながら長期出張みたいな感じで留学しています.
これは,自分のTOEICの点数や成績が悪すぎてその辺のプログラムに乗れなかったっていうのもあります,お恥ずかしながら.

オランダでの学費は払っていません,それこそGuest Researcherとして滞在しているだけです.でも,学生証みたいなものはもらえる(はず)ですし,家の仲介なんかもしてくれました.

色々と苦労しましたが,引きが良かったのか秘書さんや人事の方が丁寧に応対してくれたのである程度スムーズに諸々の手続きを終えることができました.

これなら100万円しないくらいで留学できますし,個人的には割とおススメです.
(僕は奨学金ですべて賄いました.実家が貧乏なので援助はありませんが何とか耐えられるくらいの感じです.)

 

一週間ちょっと滞在した感想

まず,デルフト工科大学がデカいというのに尽きます.

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土木学科の建物

一つの学科がこの規模です,左右にあと三倍くらいでかいんですよ,なんじゃそりゃ.

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学科内食堂

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学科内バー

学科内に専用の食堂やバーがあります.意味不明.

他の大学に行ったことがないのでこれがグローバルスタンダードなのかわかりませんが,とりあえずこの大学はマジででかいです.

そもそも日本では「え?土木?工事でもしてるの?」みたいな扱いの土木学科がこんなにもデカい顔をしているあたり感動しました.

 

オランダ自体の環境としては,かなり快適な方だと思います.

まず,オランダ語が分からなくてもほとんど不便はありません.
そこら辺のスーパーでバイトしている高校生くらいの子でも,日本人の95%よりは英語がうまいです.
国際的な大学が近くにあるからというのもあるかもしれませんが,それでも英語はほぼ100%通じます,僕に英語が通じない可能性の方がよっぽど高いです.

ただ,スーパーの品目や,標識などはオランダ語なので,簡単なものを読めるくらいは必要な気もします.

 

また,デルフトの人はめちゃくちゃ親切です.
日本人は潜在的に海外の人は不親切みたいな偏見があると思いますが,全くそんなことはありません.スキンヘッドに髭面の携帯ショップのオッサンもめちゃくちゃ親切にsimカードの使い方を教えてくれます.

治安もかなりいいと思います.これは田舎だからっていうのがありそうですが,10日以上滞在して警察を一度も見ていません.

ただ,文化の違いによるギャップは少なからずあるので,そこは我慢しましょう.

車はほとんど通っていないです,町が結構小さいのもあって自転車がかなり多いです.

 

一番大事なのは,オランダは直ぐに夜になります.
これは天体的な意味ではなく,店がすぐ閉まるということです.
20時になったらお店はほとんどやっていません,19時ですら携帯ショップなどは閉まっています.

これは完全に文化の違いです.夜中はみんな家でゆっくりするという文化らしく,店員も勿論早く帰るといった感じです.
日本の感覚で夜中にコンビニ行くだとか,19時まで大学で作業してそのあとに買い物みたいなことはほぼ不可能です.

 

まあ後は物価は割と高めですね,日本よりは少し高いです.
マックが日本と同じ量食べると1.2倍くらいする印象です.コーラは1.5L×6本のセットで1200円くらい.
外食はめっちゃ高いです.お酒はめっちゃ安いんですけどね・・・

気候は結構寒いです.もう完全に冬です.とは言っても東京よりも少し寒いくらいですかね.

 

オランダ自体はマイナーな印象のある国ですが,個人的にはとてものどかでいいところなのでおススメです.

 

ではでは.